外呑みの記憶

Road of surrender.

ふらの@札幌

久しぶりの北海道。飛行機で少し眠れて、体調万全。

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すすきののど真ん中で、カウンター4と小上がり2で勝負。

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おビールを処方いただくと、寡黙な店主さんから早々に、小さく低い声で「どちらからですか?」と。群馬からですと答えると、「太田さん?」と。私は太田ではありませんが、そうですと答える。毎日一人くらいは太田さんが来られるそうだ。

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3000円のコース。桜鱒のあら汁からお造り、桜鱒のハラス焼き。あら汁は思いっきり顔の部分が入っており、眼が合う。ねっとりのコラーゲンが美味い。ハラス焼きはふんわり味噌の風味。

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吟子物語をいただいてから、次いで高砂酒造の法螺吹と大法螺を。いずれも食米で醸されたもので、法螺吹は酸味が心地よい。

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店主さんにおすすめいただいたブナのせせらぎをおかわり。もち米で醸したそのお酒は甘めかと想像したが、酸を立ててバランスを取っている。ブナは木へんに貴で(ぶな)と読ませる当て字。

終盤は酒肴攻め。ハタハタのいずし、お漬物、これとうにみそで一通り。いずしとは何かを聞き忘れたが、次回再訪の言い訳が出来た。

 

これで3000円は大満足。色々メニューがあるお店もいいが、基本的にコースで極力ロスを減らすのが、お互いのためだと思う。

 

店主さんは週明けから奄美大島だそうだ。また来たいな。