たかさごや@札幌
道産子手作りたかさごや。
この店構えもコの字カウンターも、お金じゃ買えない。おビールは赤星中瓶。
焼き場のおとうさんが威勢良く、豚串あがったよ!と聞こえたので、なんとなくそれに習って。イカゴロと共に。イカゴロはホイルが真っ黒になるくらいの良く焼き。だが、この焦げた感じがたまらない。
ビールを飲み干し、金滴の純米を。多分一合入る猪口にたっぷりと。ついでにいもバターとあったのでお願い。生を焼くタイプ。少し中が固かったのはご愛嬌。
次の福ちゃんでも野球が流れてた。でも楽天×西武。何故かと聞くと、今日はパリーグこれしかやってないのよ、と。パリーグの街なんだね。
年季の入ったカウンターは、やや傾いており、箸が転がり落ちてしまったが、音を聞いてすかさず娘さんが替えを持って来てくれた。あるあるなんだろうね。
そんな娘さんとのやりとりも心地良かったのだが、テーブル席の若者の騒ぎようが…。ビールやサワー飲んでるんだもん、もっと君たちが好きそうなバル的なのは、すすきのには山ほどあるだろうに、なぜにたかさごやだったんだろう…。店も注意しないんだから、よそ者の私が気を悪くするのは、逆に場違いだね。
ふらの@札幌
久しぶりの北海道。飛行機で少し眠れて、体調万全。
すすきののど真ん中で、カウンター4と小上がり2で勝負。
おビールを処方いただくと、寡黙な店主さんから早々に、小さく低い声で「どちらからですか?」と。群馬からですと答えると、「太田さん?」と。私は太田ではありませんが、そうですと答える。毎日一人くらいは太田さんが来られるそうだ。
3000円のコース。桜鱒のあら汁からお造り、桜鱒のハラス焼き。あら汁は思いっきり顔の部分が入っており、眼が合う。ねっとりのコラーゲンが美味い。ハラス焼きはふんわり味噌の風味。
吟子物語をいただいてから、次いで高砂酒造の法螺吹と大法螺を。いずれも食米で醸されたもので、法螺吹は酸味が心地よい。
店主さんにおすすめいただいたブナのせせらぎをおかわり。もち米で醸したそのお酒は甘めかと想像したが、酸を立ててバランスを取っている。ブナは木へんに貴で(ぶな)と読ませる当て字。
終盤は酒肴攻め。ハタハタのいずし、お漬物、これとうにみそで一通り。いずしとは何かを聞き忘れたが、次回再訪の言い訳が出来た。
これで3000円は大満足。色々メニューがあるお店もいいが、基本的にコースで極力ロスを減らすのが、お互いのためだと思う。
店主さんは週明けから奄美大島だそうだ。また来たいな。
大はし@北千住
ウメ4ですでにハイになってる後輩を引き連れて。
店内写真禁止なんで控えめに。
大はしの口開けのカウンターって、独特の喧騒があるよね。これはこれでいいんだろう。多分そうだろう。
しるの店おふくろ@高松
色々考えたのだが、信頼と実績のお店へ。
親父っさんアリーナ席。お世話になります。
赤星とともに、お隣さんが頼んでた鯛フライが美味そうだったのでいただく。
レモンサワーで待機。
焼鮭と…
ぶた汁で米をやっつける。最強。
久しぶりに米を1合近く食った。腹パン。
酒甫手@高松
日生からの帰りは上手く乗り継げたが、やはり行きの岡山駅での1時間待ちが影響し、高松入りが遅くなってしまった。
瀬戸大橋からマスターに1930の到着になりますと一報を入れたので、まずは栗林公園の夜桜へ。入口で410円のチケットを購入も、もぎりも居らず(笑)夜桜は綺麗だったが、桜以外にも見所が沢山ある栗林公園は昼のがいいね。
さて、襟を正して…と入るといきなり「(カマタマーレの)タオルマフラーは?」とマスターとまゆみさんからより洗礼を受ける。持って来てたんだから、日の目を見てあげればよかった。
ハートランドからお通しは豚肉の山椒煮。山椒が程よく食欲が湧く。刺し盛りは鯛、ハマチ、オリーブサーモンとタイラギ貝。
今日は櫻祭りと決めていた。山田70のにごり(上方日本酒ワールドVer.)から、速醸の佐香錦、生もと雄町。山田のにごりがパワフルでした。
追加オーダーは季節のものを。そら豆チーズ焼きと葉玉ねぎの天ぷら。しっかり振った塩が新玉ねぎの甘味を引き立てる。
玉櫻を全て飲んだので、次は…と考えていると、マスターから「日置桜でしょ!」と。鍛造にごりから復刻ラベル。まゆみさんの燗酒は、比較的温度を上げてくれるのがいい。個人的に熱めの燗が好きなので。
右のお隣さんは、カマタマーレのサポーターご夫婦。左は大阪からの独り酒。素晴らしいお店には素晴らしいお客さん。次はお盆です。ありがとうございました。